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Seattle Vol.1

2019-08-17 Sat 04:24

 

今回の旅はシアトル・ポートランドを巡り、仲間とビートをつくるというのが目的だ。

 

 

もともとライブはできたらいい、くらいの気持ちだったので、特に期待はしていなかったが、ビートをつくるのにどれだけ機材を持っていけばいいか悩んだ。キーボーディストとしてはやはり鍵盤を1つは持っていきたい。そして、リズムマシンとエフェクター。あとはライブが入った時用の、バックトラックを再生できるもの。

 

 

家を出る直前まで悩んで、エフェクターは諦めた。友達のタイラーがギタリストなので、コンパクトエフェクターくらいあると考えた。いつものシンセとサンプラー、あとはMacでだいたいのことはなんとかなるだろうと、いうことでパッキングした。それでも小さめのスーツケースでは厳しかったので、着替えの服を1日分減らした。洗濯が心配だったが、どうにかするしかない。

 

 

昨年のアトランタが至れり尽くせりだったので、なんとなく気合いも入らず、まあ泊めてもらえるし、困った時は適当にホステルやホテルに泊まろうと思っていた。この気合いの足りなさが、旅の序盤を困難にしたと思う。滞在3日目にして前2日の記憶がほとんどないので、急いで書き始めた次第だ。

 

 

そもそも飛行機を羽田発だと思っていたし、喉が痛いのもクーラー直撃の状態で寝ていたからで、1週間の海外をあまりにも舐めていた。成田で「喉が痛いがハンバーガーを食べたくなったので大丈夫」なんてツイートをしたが、今の状態ではとてもじゃないが言えない。

 

 

約9時間のフライトで、現地は朝。タイラーの仕事が終わるのを待つため歩き回った。日本のようにコインロッカーがないので、ホテルでも取っていないと、荷物を持ったまま歩き続けないといけない。たまに垂れ落ちてくる鼻水をすすりながら歩き続けた。

 

 

シアトルのダウンタウンはコンパクトなので、だいたい歩いて回れる。それがさらに自分を追い込むことになった。「これくらい荷物があっても歩ける」と思ってしまうからだ。初日から欲張るべきではなかった。

 

 

悪いことにタイラーとの待ち合わせ場所も勘違いしており、同じドーナツショップの別店舗に行くという始末。合流するまでに2時間近くかかり、疲れきっていた。

 

 

タイラーから「家に泊まっていいけど狭いよ」とは聞いていた。そうは言ってもアメリカ人の家、泊まっていいというくらいだからボクの家より広いだろうと思ったら、とんでもなかった。日本でいう学生寮くらいの広さで、ベッドとキッチンとバスルームだけといった感じだった。ボクの寝る場所はキッチンの下のスペースだ。そこにタイラーの使わないブランケットとクッションを敷いて寝る。そこら中を走り回るタイラーの愛犬メイビーもいる。

 

 

もうその辺りから朦朧としていたようだ。寝るまでに2曲ほどつくったが、何を弾いたかさっぱり覚えていない。咳も出始めて、疲れ果てて寝た。熟睡することもなく数時間で目が覚めた。これをずっとはキツイなと思った。

 

 

パイクプレイスマーケットからの海岸沿いの眺め

 

シアトル美術館のアフリカンカルチャーの展示は圧巻

 

 

テイラーに連れて行ってもらったシアトル一番のビーチ

 

 

 

つづく