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Atlanta vol.7

2018-08-14 Tue 01:11

 

前日の夜、コリンが「明日は仕事がないから観光に連れて行く」と言っていたんだが、なかなか起きてこなかった。

 

 

少し待ったが、疲れているんだろうなと思って1人で家を出た。行き先はファーンバンク自然史博物館。ここのウリは大きな恐竜の骨格標本。様々な生物に関わる企画も展示方法が工夫されていて面白い。この時は、様々な時代・国の食生活が食品サンプルで再現ており、フビライ・ハーンより貧しい食生活をしていることにちょっとショックを受けた。

 

 

3DシアターでBBCの映像を見ていると、コリンから連絡が入る。迎えに来てもらって、ボクが注文していたアメリカ南部料理を食べにBBQに行くことになった。

 

 

てっきり網やコンロを貸してくれる所でバーベキューするのかと思っていたが、普通のハンバーガー屋のような佇まい。メインとなる肉の種類やサイドメニューを選んで店員が作ったコンボセットを運んでくるようだ。それにしても相変わらずサイドメニューに野菜がない。唯一コールスローがあっただけで、残りはフライドポテトやオニオンリング、マッシュビーンズなどだ。スモークチキンとリブのフライ、コールスローとオニオンリングを頼んだ。

 

 

運ばれて来て驚いた。フライされたリブが4つにスモークチキン1つ、器いっぱいのコールスローに肉より大きなオニオンリングが5つ。パンもついている。1日1食でも一度では食べられない量だ。オリジナル・スイート・ビネガー・スパイシーの4種類から好きなソースをかけて食べる。うん、料理というか焼いたり揚げただけだよね、と思ったが、これがアメリカンスタイルなのだと無理矢理納得した。たいして会話もせず一心不乱に食べたが半分以上をボックスに入れてお持ち帰りすることになった。

 

 

その後はリトル・ファイブ・ポインツという日本でいう下北沢みたいな所に行ったり、コリンおすすめの公園やショッピングモールに行った。とにかく1つ1つが離れているので、車で移動して駐車スペースを探しての繰り返し。街中で歩いている人が少ないなと思ったら、みんな車で移動して公園に行ってジョギングなどしているのだ。

 

 

夜はいよいよボクも出演した808festの第1夜。昨日と同じ会場でメインアクトでRas Gが出演した。最初の方に地元のトラックメイカーが数人プレイし、最後にRas Gが出てきた。

 

 

この日の出演者はみんなインストのトラックメイカーだった。ほとんどの人が同じテンポ・同じビートで自分のトラックを流すため、途中で飽きて帰る人が多かったようだ。Ras Gが出て頃には客が半分くらいになっていた。

 

 

前日はものすごい盛り上がりだったのに、ネームバリューではあんまり惹かれないようだ。この辺も日本とは違う気がした。Ras Gの前2人がいまいちだったのが大きかった。その2人もアトランタでは有名なトラックメイカーのようなので、1つ前の記事でも書いたように観客のリアクションを見て、次回すぐに修正してくるんだろうなと思う。

 

 

ライブは楽しかったが2人とも随分やられて終了。つづく

 

 

肉より大きなオニオンリング

 

 

 

 

リトル・ファイブ・ポインツの有名なレストラン、ヴォルテックス。ちなみにこの辺りはホームレスやヤク中が多いのであまり写真が撮れない。

 

 

 

 

 

Livestream at Step Pepper Records

2018-08-12 Sun 21:16

 

watch a streaming live at Step Pepper Records in Birmingham, Arabama!

 

 

 

 

 

Atlanta vol.6

2018-08-12 Sun 12:50

 

今回の滞在はコリンの家に泊まらせてもらえるということだったので、あまり服を持って行ってなかった。

 

 

一軒家なので当然洗濯できるだろうと思って気にしていなかったのだが、どこを見渡しても洗濯機がない。不安になって聞いてみたら、ないと言われた。え、どうしてるの?と聞いたら、彼もルームメイトも親の家や友達の家に洗濯しに行くらしい。

 

 

わざわざ洗濯しに車で人の家に行くのかよ!って感じだが、そこは車社会アメリカということらしい。別に彼らが特別なことでもない様子だ。

 

 

そんなわけで、急遽洗濯の日になった。コリンが仕事に行くついでにspeak easy promotionに行って社長のブランノンの家で洗濯することになった。

 

 

この時になって初めて今回のライブの仕掛け人がブランノンであることを知る。彼はアトランタで10数年前にプロモーション会社を立ち上げ、大物を呼ぶようになったアトランタミュージックシーンの重要人物なのだ。何気なく握手してた彼がそんな人物だと知らなかった。しかも洗濯させてもらったりなんかして。

 

 

彼の仕事場を見学させてもらって、終了後は地下鉄に乗って観光に繰り出した。初めての地下鉄だ。MARTAといってアトランタの東西南北を繋いでいる。日本のSUICAやPASMOのようなカードにチャージして乗る。

 

 

この日はまずレノックス・スクエアというショッピングモールに行った。割と高級なブランドが入っているモールだったが特に買うものもないので、地下のフードコートでランチを食べて終了。ウーバーに乗って不思議な観光名所へ移動した。

 

 

アトランタ・ボタニカル・ガーデン。植物園だ。ここは広大な敷地を誇る庭園と植物で加工したオブジェが魅力。なぜそんなにまでしてオブジェを作る必要があるのかはよく分からない。お化け屋敷のように突然設置されていたり、熱帯の植物は暗闇と霧の中で育てられていたり、不思議な場所。これについてはまた別途記事を書きたい。

 

 

夜はスピークイージーの手がけるイベントへ。メインアクトはLil Ugly Mane。知らなかったがすごい人気だった。実はその日出演したLord Narfの方がボクのお目当てだった。アップルミュージックでたまたま出会って気に入ったAwful Recordsのアーティストだったからだ。しかもAwfulのカリスマ、Etherealも一緒だった。ネットで出会ったローカルなアーティストを実際に見るのはなかなか興奮する。実際のライブは音源と全く違ってかなりアグレッシブだ。

 

 

コリンとも話したんだが、アトランタが面白いのは観客の盛り上がりがすごいところだ。自分が好きな音楽に対してみんなクレイジーになる。そしてDJは観客の反応をダイレクトに感じて、どんどん自分のプレイを修正していく。それが音楽の現場主義を産み、常にホットなものは現場にあるという共通認識をつくっている。

 

 

これはニューヨークでも見られない傾向らしい。あいつらは腕組みして聴いている、とのことだった。昨年コリンと渋谷のクラブに行った時に、「なんでみんなフロアで話をしてんだい?」と言っていたのを思い出した。後にも感じたが、クラブはダンスしてエネルギーを発散させる場所。日本のクラブがファッションだと言われるのも分かる。

 

 

日本をディスるつもりはないんだが、大事なのは現場主義と大好きな音楽に自由に身を委ねる姿勢だと思う。それが音楽を常にホットなものにするし、生活に密着した大切なものにする。まあ一方でアトランタは、もっとメディアを使えばビジネス的に成功しそうな人がたくさんいて、それもどうなのかという感じだが。つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Atlanta Vol.5

2018-08-09 Thu 01:10

 

アトランタの観光。

 

 

ニューヨークやロスと違って、アトランタという名前は聞いたことがあっても何があるのか全く分からない。オリンピックがあった場所ということくらいしかボクも知らなかった。

 

 

コカコーラやCNNの本社があるとか、南部を代表する都市だとか、南北戦争の地だとか、マーティン・ルーサー・キングの公民権運動とかってことは出てくるが、実際あまりピンと来ない人が多いと思う。ガイドブックもだいたい他の地域と一緒にされている。

 

 

とりあえずアトランタに行ったら誰もが行く観光地、ワールド・オブ・コカコーラと世界一大きい水族館であるジョージア水族館に行った。ここでも驚いたのは日本人が全くいないこと。ほとんどアメリカ国内からの観光客だった。

 

 

ワールド・オブ・コカコーラではコーラの歴史をたくさん学ぶことができる。だが、そんなことより楽しいのはコカコーラ社が世界中で提供しているご当地ジュースの試飲だ。南・北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカの地域に分かれたドリンクバーで数十種類のジュースが飲める。日本からはベジータベータという、あまり見たことないジュースが紹介されていた。

 

 

アフリカ以外はイケるだろうと思っていたら、意外なことにアメリカがまずい。薬みたいな味のソーダがあった。アフリカは、かき氷のシロップという感じだった。

 

 

ジョージア水族館は美ら海水族館を大きくしたイメージ。実際設立時には美ら海を参考にしたらしい。素晴らしい施設だったが、特に記すことはないので省略。

 

 

この日もuber大活躍で、相乗りで移動しまくった。コリンがいる時は車で連れて行ってくれるんだが、彼も小刻みに仕事が入っているので、日中はなるべく世話にならないようにした。

 

 

夜はVLSC Recordsの創設者ディランのバンドのライブへ。ポストロックとエレクトロミュージックのクロスオーバーのような音楽をやっていた。ディランはとても明るい性格で動き回って喋っていた。

 

 

その夜一番の発見は最後のバンドSafari Williamsだ。なんだか作務衣みたいな服を着てる奴がいるなと思ったら、このバンドのメンバーだった。バカテク・キメキメのバンドでテンションが上がった。だがコリンもディランもこの日初めて知ったらしい。こんなバンドがあまり知られることもなく、小さなライブハウスを回っていたりするところが恐ろしい。どこかがプロモーションすれば一気に有名になりそうだった。

 

 

後で作務衣男に話しかけたら、「日本から来たのか!じゃあこの服好きかい?」なんて聞いてきた。ボクは作務衣を着たことがないし、別にカッコイイと思って着られていたわけじゃないと思うが、なんとも答えようがないのでイエスと言っておいた。つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Atlanta vol.4

2018-08-08 Wed 00:31

 

なかなか起きないStep Pepperの二人を待ってから収録開始。

 

 

あまりに起きず何時から始まるか分からないので、昨日のライブ会場付近に戻って、出演者と一緒に朝食を食べた。それにしても日本人どころかアジア人が全くいない。なかなか会話にもついていけないし、英語がよく分からないのが自分一人だけだと思うと、ホームシックにかかる人の気持ちも分かる。

 

 

サッカー選手が海外の田舎クラブに移籍した時なんてまさにこんな感じなのかもしれない。これでマスコミに、環境に馴染めず試合に出れていない、メンタルが弱い、なんて書かれたらたまったもんじゃないだろうな。

 

 

ボクの場合は特に注目もされていないし、こういう時に一人っ子なのが役に立つ。まあ会話に入れなくてもそれはそれで、と別のことに興味を切り替えられる。

 

 

そんなわけで大して会話も分からないまま一緒に食事をとった。イベント出演者のバンドメンバーが、ボクがただの観光客じゃなくていちミュージシャンとして配信したりイベントに参加すると分かったら急に興味を持ってくれたのは面白かった。

 

 

昼食後に戻ったら今度はスタジオの鍵が空いていない。コリンと近くのカフェで時間をつぶして連絡を待ってようやく中に入れた。

 

 

軽くセッティングをして待機する。ところで配信って何分できるの?と思って聞いたら、思う存分どうぞということだった。この「思う存分」とか「あなた次第」という言葉をよく耳にする。日本人のように何時何分から何分間お願いします。という縛りがない。各々のベストなタイミングで、満足するだけやるというスタイルが多い。これは音楽だけじゃなくて、ご飯を食べる時も寝る時も同じだ。だから余計なストレスが少ない気はする。逆に「こうでなければならない」と思う性格の人には、ルーズで行き当たりばったりなことや、物が揃ってなかったりする環境はストレスになるかもしれない。

 

 

なんとなく確認する前から好きにやっていいんだろうなと想像していたので、特にあくせくすることもなくストリーミングを終えた。

 

 

配信の様子はこちらから

antwarp 2nd floor(LIVE)

 

 

軽く会話してスタジオにいた犬と遊んで帰宅。疲れていたのかボクはほとんど車中で寝ていた。この日はコリンがタコスを作ってくれた。つづく